未分類

【決定版!】タランティーノ映画の魅力を9ポイントで徹底解説

写真出展:Amazon
「きっとあなたも共感できるはず!」

「僕が思うタランティーノの魅力を完全網羅!」

 

ユージン
ユージン
こんにちは。
タランティーノ好きの映画フリーク、ユージンです。タランティーノ歴20年以上タランティーノ作品を見続けてきた僕がタランティーノ作品の魅力を独自に解説します。

「ワンス アポン ア タイム イン ハリウッド」が公開されて新たにタランティーノの魅力に気づいた人も多いはず。

タランティーノ監督の作品は92年〜2019年までに全9作。

作風やキャストが変わってもやっぱり面白い!
なぜか引き込まれてしまうタランティーノ映画。

「タランティーノの面白さをもっと教えて欲しい!」
「タランティーノ作品の特徴を楽しく理解したい!」

「タランティーノの魅力を共感したい!」

この記事ではそんな要望に応えるべくタランティーノ映画の魅力を9つのポイントに分けて解説していきます。

【大人が夢中になる!】タランティーノ映画おすすめ最高ランキングタランティーノの意外な名作がきっと見つかる! これ知らないと100%楽しめない! 「タランティーノ監督にはどんな作品...

①タランティーノはサントラがやばい!


出展:Amazon

タランティーノ作品の音楽は単なるBGMではありません。オープニングからガツンと主張して、ぐいぐいストーリーを引っ張っていきます。音楽が主役なのか?と思えるほどです。

タランティーノを語る上で、音楽は絶対に外せない要素です。

60年代から80年代のR&B、ソウル、サーフロックなどセンスのいい、いろんな曲がミックスされています。映画1本がちょうど1枚のオムニバスアルバムのようです。

アナログっぽい映像に太いサウンドが絡みつき新しいグルーヴが生まれる時のワクワク感。
これはタランティーノ映画の大きな魅力のひとつです。

特にレザボアドッグス、パルプフィクション、ジャッキーブラウン、デスプルーフあたりの作品はタランティーノのアナログレコードコレクションを聴いてるみたいで楽しいです。

個人的にははレザボアドックスのサントラが一番好きです。選曲センスが抜群です!

>>レザボア・ドッグス サントラをチェック

 

②タランティーノは(時系列の分解)がいい


出展:Movieclips
タランティーノの映画は時間が行ったり来たりします。同じ時間を視点を変えて描きます。
まず最初に結果を見せて、時間を遡りあとからその原因を見せる。

まるでクイズを解いていくようなドキドキ感があります。その構成が緻密であればあるほど、映画の中に引き込まれていきます。一度見ただけでは理解できない場合もありますが、タイムループものが大好きな僕にとっては嬉しい構成です。

前半で張られた伏線が自然な形でしっかり終盤に回収されていくのは見ていて気持ちがいいです。
この綿密に練られたストーリーもタランティーノ作品の大きな魅力です。

特に初期のレザボア・ドッグス、パルプフィクション、ジャッキーブラウン、キルビル は時系列の分解されたストーリーが楽しめます。

また、ヘイトフル・エイトでも大事なところで時間が行き来していました。

僕が最も好きなのはパルプフィクションのストーリーです。3つの物語が時間軸をずらしながら交わっていく流れは見ていてワクワクします。

 

③タランティーノの長い会話がいい


出展:Movieclips
ストーリーに全く関係のない会話シーンが多いのもタランティーノ作品の大きな特徴です。
ただ、登場人物がだらだらと会話しているだけ。気の利いた名言や人生を変えるような格言などは全く出てきません。本当の無駄話です。

しかし、その意味のない俗っぽい会話の中に登場人物の個性がにじみ出て、その人物の持つ雰囲気がリアルに伝わってきます。

汚い言葉でくだらない話をしている登場人物の姿がひょうきんで人間らしくて思わず感情移入してしまいます。それぞれの関係性やキャラクターを会話だけで巧みに表現しています。
また、最初は無駄話しているだけだったのに、少しづつ会話の緊張が高まって一気に大爆発するパターンもあるので油断できません。

とにかくタランティーノ作品の会話劇は面白い。

なかでもイングロリアス バスターズの冒頭の長い会話劇はヒリヒリするような緊張感です。また、5作目の”デスプルーフinグラインドハウス”は本編中の半分くらいが無駄話です。

そして8作目のヘイトフル・エイトはタランティーノ会話劇の集大成といっても過言ではありません。

 

④タランティーノ映画は登場人物のキャラがいい


出展:Amazon
タランティーノ作品に出てくる人物はみんなクセがあり一筋縄では行かない人ばかりです。
人間のグロい部分や意地汚い部分をリアルにコミカルに表現しています。

脇役でも個性がはっきりしていて会話の中からその人物の背景が伝わってきます。
とことん傲慢な奴や金や女に汚い奴。異常な性癖の持ち主。俗物っぷりを元気よくアピールしてくる感じが観ていて気持ちいいです。

いい加減で頼りない主人公にどこか憎み切れない悪役。それぞれが人間らしくて個性的。
タランティーノが描く人間模様にはいつも引き込まれます。

特に僕が好きなのは、レザボア・ドッグスのMr.ブロンド。パルプフィクションのウルフ(ハーヴェイカイテル)。「ジャンゴ」に出てくる奴隷長役のサミュエル L ジャクソンの演技が憎たらしくて最高です。

 

⑤タランティーノ映画は魅力的な女性がいい


出展:Movieclips

映画というのはヒロインが魅力的じゃないとなかなか感情移入できません。

感情移入できなければヒロインが誘拐されたり、ひどい目にあったりしても「ふぅーん。大変だね。それで?」という感じでひどく冷めた観客になってしまいます。

その点タランティーノ作品は大丈夫です。

パルプフィクションのユマ サーマン、ジャッキーブラウンのパム グリア、デスプルーフのロザリオドーソン。イングロリアスバスターズのメラニーロラン。そして新作ワンハリのマーゴットロビーも可愛らしかったです。

どの女性も非常に魅力的です。もちろんみんな美人ですが、見た目だけではない魅力が画面から溢れてきます。

タランティーノは女性を魅力的に描く才能を持っています。

中でも僕はイングロリアスバスターズのメラニーロランが好きです。

 

⑥食べ物がうまそうで羨ましい


タランティーノの映画には時々本当にうまそうな食べ物が出てきます。そして本当にうまそうに食べるのです。

例えば、パルプフィクションではサミュエル L ジャクソンが食べかけの「ビッグカフナバーガー」を思いっきりほうばり、スプライトで流し込みます。あんなに美味しそうにハンバーガーを食べる人を他に見たことがありません。

次に、デスプルーフinグラインドハウスではカートラッセルがムシャムシャとうまそうにナチョスを食べています。もし映画館で見ていたらすぐにナチョスを買いに行ってしまうでしょう。

そして、イングロリアスバスターズに出てくる”シュトルーデル”という生クリームが乗ったお菓子。これも実にうまそうです。

タランティーノのグルメ番組があればぜひ見たいですね。世界の美味しい食べ物を食べ歩きして欲しいです。

最後に「ヘイトフルエイト」に出てくるシチュー。木製の器に木製のスプーンでワイルドに食べる具沢山のシチュー。これもとにかくシチューが食べたくなります。

 

⑦溢れ出す親日感が嬉しい


タランティーノは大の日本通で知られています。黒沢明や深作欣二の大ファンであることも公言しています。

パルプフィクションではブルースウィルスが日本刀を振り、フォールームスではヤクザの指詰めに似たシーンがあります。

キルビル2ではユマサーマンと娘が一緒に「子連れ狼」を観ています。作品の端々に親日感が感じられます。

また日本の女優、梶芽衣子の大ファンで初対面の時には30分も手を握り続けたというからかなりのものです。

日本のヤクザ映画やチャンバラ映画が大好きなようです。

僕は洋画ばかりで日本の任侠映画や、チャンバラ映画は普段ほとんど見ないのでタランティーノの気持ちはよくわかりませんが、日本人としては嬉しいものです。

特にキルビル1.2はタランティーノの日本通ぶりが遺憾無く発揮されています。

 

⑧タランティーノの遊び心?(小ネタ)がいい

タランティーノ監督作品9作をよく見てみると様々な遊びが散りばめられています。

ドラクエで小さなメダルを見つけるような喜びをあなたにも感じて欲しいので代表的なものをいくつか紹介します。

ⅰレッドアップル


出展:maxcady
タランティーノ作品の中に度々登場するレッドアップルという銘柄の架空のタバコ。ファンの間では有名な話です。

パルプフィクションの中でミア(ユマサーマン)が吸っていたり、ブルースウィルスがバーでレッドアップルを注文しています。

キルビル1の東京のシーンではレッドアップルの大きな広告看板が映されていますし、ヘイトフル・エイトでは山小屋の女主人”ミニー”がレッドアップルタバコを巻き紙で巻いています。

最新作の”ワンスアポンアタイムインハリウッド”ではエンディングでリックダルトン(ディカプリオ)がレッドアップルのCMを撮影しています。

また、ジャンゴやフロムダスクティルドーン、フォールームス、プラネットテラーにも登場していますのでかなりの定番アイテムです。

タランティーノ作品に登場するタバコはみんなレッドアップルなんでしょうか?ぜひ探してみてください。

 

ⅱビッグカフナバーガー


出展:Movieclips
ビッグカフナバーガーという架空のハワイアンバーガーも度々タランティーノ作品の中に登場します。

レザボア・ドッグスでマイケルマドセン演じるミスターブロンドが食べていたり、パルプフィクションのジュールスが敵のアジトでうまそうに食べています。フロムダスクティルドーンでもジョージクルーニーが買ってきてモーテルで食べています。

とにかくうまそうです。

 

 

ⅲ何度も登場する保安官親子


出展:Movieclips
キルビルに登場するこの保安官親子はデスプルーフにも出てきます。トゥルーロマンスでは親父だけ出てきて店員にあっけなく殺されてしまいます。

ちなみにこの親子は本当に実の親子だそうです。

 

他にもパルプフィクションのビンセントヴェガとレザボア・ドッグスのMrブロンドことヴィックヴェガが兄弟だったり、イングロリアス バスターズのユダヤの熊”ドニー・ドノヴィッツ”とトゥルーロマンス に出てくる映画監督”リー・ドノヴィッツ”が親子だったりとたくさん秘密が隠れています。

 

 

⑧意外とハッピーエンドで後味がいい


タランティーノの映画はハッピーエンドだと思います。派手な銃撃戦や残虐な殺しのシーンが目立つため忘れがちですが、ストーリーは基本的に復讐劇で悪い奴はたいがい死にます。
時々いい奴や何も悪いことをしていない奴が惨殺されてしまう場合がありますが、例外です。

裏切り者がハッピーになることもあり得ないし、食べ物を粗末にする奴も幸せになれない。
「人は自分の罪の報いを必ずどこかで受けるはずだ」という信念を感じます。
どこか必殺仕事人を見ているような爽快感と安心感があります。

僕がタランティーノ作品を何度も観てしまう理由はこれかもしれません。

 

 

まとめ

若い頃から映画漬けの日々を送り自他共に認める映画マニアのクエンティン・タランティーノ監督は、影響を受けた映画のシーンを自分の監督した映画で再現する”オマージュ”で有名です。

タランティーノ監督が人生を賭けて得た膨大な量の映画知識の中からおいしいところだけを抽出してタランティーノ風にアレンジして新しいものに変えて見せてくれる。

元ネタなんてわからなくても楽しめる。これはとても凄いことだし、映画ファンとしては本当にありがたいです。

タランティーノ監督の映画に対する情熱が作品の中に凝縮されて、”タランティーノ作品を観ていると勝手に映画のことがどんどん好きになっていく”

これがタランティーノ作品の最大の魅力だと思います。

ここまでお読み頂きありがとうございました。